Unityを始めたばかりの頃って、ちょっと不安になりますよね。
「Unityは起動できたけど、このあと何を作ればいいんだろう?」
「チュートリアルは終わったけど、次の一歩がわからない…」
実はこれ、Unity初心者さんのほとんどが一度はつまずくポイントなんです。 そして挫折してしまう原因の多くは、スキル不足ではなく最初に選ぶゲームの題材が難しすぎることにあります。
いきなり「本格的なRPGを作ろう」「3Dアクションに挑戦しよう」と意気込むと、 実装量が多すぎて途中で手が止まりやすくなってしまいます。
だからこそ大切なのは、
・規模が小さい
・終わりが見える
・1週間以内に完成させられる
そんなゲームを最初の目標にすることです。
この記事では、Unity未経験・初心者の方でも「ちゃんと完成させられる」ことを重視して、 1週間で作れる簡単なゲームアイデアを5つ厳選して紹介します。
それぞれのゲームについて、
・どんな仕組みを学べるのか
・なぜ初心者向けなのか
・どこまで作れれば「完成」と言えるのか
も、できるだけイメージしやすく解説していきますね🙂
「何を作ればいいかわからない」という状態から抜け出して、 Unityで“最初の1本”を完成させるためのヒントになれば嬉しいです。
結論:Unity初心者が最初に作るべきなのは「小さくて終わりが見えるゲーム」
先に結論からお伝えしますね。
Unity初心者が最初に作るべきなのは、完成までの道筋がはっきり見える小規模なゲームです。
「面白そうだから」「将来役に立ちそうだから」といって、 最初から大きなゲームに挑戦してしまうと、どうしても実装量が膨らみがちになります。
すると、
・何から手を付ければいいかわからなくなる
・バグが増えて原因が追えなくなる
・完成前にモチベーションが下がる
といった状態に陥りやすくなってしまうんです。
逆に、1週間で作れるゲームには共通点があります。
- 操作方法がシンプル(移動・ジャンプ・クリックなど)
- 画面数が少ない(タイトル+ゲーム画面程度)
- ルール説明が短い
こうしたゲームは、Unityの基本要素である
操作処理・当たり判定・UI・スクリプトの流れを一通り体験できるうえに、 「ちゃんと作り切れた!」という成功体験を得やすいのが特徴です。
この記事では、数あるジャンルの中から、
初心者が実際に完成させやすく、学習効果も高いものだけを厳選して紹介しています。

次の章からは、Unity初心者が1週間で作れるゲームアイデア5選を、 それぞれ「なぜおすすめなのか」「何が学べるのか」という視点で解説していきます。
「これなら作れそうかも」と感じるものが、きっと1つは見つかるはずですよ✨
初心者が1週間で作れるゲームアイデア5選
① 2D障害物回避ゲーム(Flappy Bird風)
Unity初心者さんにまずおすすめしたいのが、Flappy Bird風の2D障害物回避ゲームです。 実はこのジャンル、学習用としてかなり優秀なんですよ。
ルールはとてもシンプルで、 「ボタンを押すと上昇するキャラクターを操作し、流れてくる障害物を避け続ける」 これだけでゲームとして成立します。
シンプルだからこそ、Unityの基本要素を一通り体験できるのが大きなメリットです。
- Rigidbody2Dを使った重力とジャンプ処理
- Prefabを使った障害物の自動生成
- 当たり判定によるゲームオーバー判定
- スコア加算とUI表示
特に「Prefabを一定間隔で生成する」という仕組みは、 今後どんなゲームを作る場合でも頻繁に使う考え方なので、 ここで一度しっかり体験しておくと後がラクになります。
制作スケジュールも立てやすく、例えばこんな分け方ができます。
- 1日目:プレイヤー作成&操作
- 2日目:障害物の生成と移動
- 3日目:当たり判定とゲームオーバー
- 4日目:スコア表示とUI調整
- 5日目:難易度調整・仕上げ
すでに具体的な作り方を見ながら進めたい場合は、 以下の記事を参考にするとスムーズに実装できます。

「まずは1本、ちゃんと完成させたい」 そう思っている初心者さんには、最初の題材として本当におすすめですよ🙂
② 2Dブロック崩し
次におすすめなのが、昔ながらの2Dブロック崩しです。 見た目はシンプルですが、Unityの基礎を学ぶにはとてもバランスの良い題材なんですよ。
パドルを左右に動かしてボールを跳ね返し、 画面上のブロックをすべて壊せばクリア。 ルールが直感的なので、ゲーム設計で悩みにくいのが大きな強みです。
このゲームで特に身につくのは、「当たり判定の考え方」です。
- Collider2DとRigidbody2Dの役割の違い
- 反射するボールの挙動
- 衝突時に処理を分岐する方法
- ブロックを壊す=オブジェクトを削除する処理
「当たったら消える」「当たったら跳ね返る」といった処理は、 アクション・シューティング・パズルなど、 ほぼすべてのゲームジャンルで使われます。
ブロック崩しは、そうした基本中の基本を安全に練習できる環境なんですね。
1週間の作業イメージは、こんな感じです。
- 1日目:パドルとボールの作成・操作
- 2日目:壁・ブロックの配置
- 3日目:衝突判定とブロック破壊
- 4日目:スコアや残機の追加
- 5日目:演出・調整
「とにかく基礎をしっかり身につけたい」 「物理挙動が苦手で避けてきた」 そんな方には特におすすめです。
具体的な実装手順を見ながら進めたい場合は、 以下の記事がそのまま参考になります。

完成したあとに「ブロックの配置を変える」「ステージ制にする」など、 小さなアレンジを加えるだけでも、ぐっとゲームらしくなりますよ✨
③ 3D玉転がし(Roll-a-Ball)
2Dゲームに少し慣れてきたら、次の一歩としておすすめなのが 3D玉転がし(Roll-a-Ball)です。
平らなステージの上でボールを転がし、 配置されたアイテムを集めてゴールを目指すだけ。 こちらもルールがとてもシンプルなので、3D初心者でも取り組みやすい題材です。
このゲームの良いところは、「3Dの基本を一通り触れる」点にあります。
- 3D空間でのTransform(位置・回転・スケール)
- Rigidbodyを使った力の加え方
- カメラの位置調整と追従
- トリガー判定によるアイテム取得
特に「カメラをどう配置すると遊びやすいか」を考える経験は、 3Dゲーム制作では避けて通れないポイントです。
制作の流れも、かなり見通しが立てやすいですよ。
- 1日目:床とボールの作成
- 2日目:操作処理と物理設定
- 3日目:アイテム配置と取得処理
- 4日目:UI表示(残りアイテム数など)
- 5日目:調整・演出追加
「2Dはなんとなく理解できたけど、3Dが怖い…」 そんな方でも、Roll-a-Ballなら安心して挑戦できます。
2Dゲームの基礎を復習しつつ進めたい場合は、 以下の記事も合わせてチェックしてみてください。

3Dに一度触れておくと、 「自分は2D向きか、3D向きか」も自然と見えてきますよ🙂
④ シンプルな3Dアクション
「せっかくUnityを使うなら、キャラクターを動かすゲームを作ってみたい」 そう思う方も多いですよね。
そんな初心者さんには、要素を思いきり絞ったシンプルな3Dアクションがおすすめです。 ここで大切なのは、「本格的に作らない」ことなんです。
例えば、以下くらいに割り切った内容でOKです。
- 移動・ジャンプ・攻撃の3つだけ
- 敵は1種類
- ステージも1マップのみ
この規模感でも、Unityでは学べることが一気に増えます。
- Animatorを使ったアニメーション切り替え
- 簡単な敵AI(プレイヤーに近づくなど)
- 3Dキャラクターの操作感調整
ただし注意点もあります。 3Dアクションはゼロから全部自作しようとすると、初心者には一気に難易度が跳ね上がるんですね。
そこでおすすめなのが、最初から基本設計が整っているテンプレートを使う方法です。
「移動・攻撃・敵AI」といった土台がすでに用意されているので、 初心者さんでも仕組みを理解しながら改造することに集中できます。
同じく2D〜2.5Dアクションなら、こちらも定番です。

「最初から全部理解しよう」とせず、 動くものを触りながら学ぶという選択肢も、実はとても効率がいいんですよ✨
⑤ 2D対戦ポン(Pong)
最後に紹介するのが、2D対戦ポン(Pong)です。 こちらは「とにかく完成させたい」「ゲームの一連の流れを理解したい」初心者さんにぴったりの題材です。
左右に配置されたパドルでボールを打ち合い、 相手側のゴールにボールが入れば得点。 ルールが一瞬で伝わるので、ゲーム設計で迷うことがほとんどありません。
このゲームで学べるポイントは、とても実践的です。
- プレイヤーごとの入力制御
- スコアの加算とリセット処理
- ゲーム開始・再開の流れ
- UIとゲームロジックの分離
特に「ゲームの1ラウンドをどう管理するか」という考え方は、 どんなジャンルのゲームでも必ず必要になります。
制作スケジュールもかなりコンパクトにまとめられます。
- 1日目:パドルとボールの作成
- 2日目:操作処理と当たり判定
- 3日目:得点処理
- 4日目:UI表示・リスタート処理
- 5日目:調整・仕上げ
「派手さはないけど、ちゃんとゲームが完成した」 この感覚を得やすいのが、Pong最大の魅力です。
ここまで紹介した5つの中で、 一番シンプルで、一番失敗しにくいのがこのジャンルとも言えます。

次の章では、これらのゲームを本当に1週間で完成させるための制作スケジュール例を、 もう少し具体的に解説していきますね🙂
1週間で完成させるための制作スケジュール例
ここまで読んで、「作れそうなゲームは見つかったけど、 本当に1週間で完成できるの?」と感じている方もいるかもしれません。
結論から言うと、作業をざっくり日単位で区切ることで、 初心者さんでも現実的に完成を目指せます。
まず大前提として、Unity初心者さんは 環境構築と基本操作でつまずきやすいです。
まだUnityのインストールや画面構成に不安がある場合は、 先にこちらの記事で最低限の準備を済ませておくのがおすすめです。
準備ができたら、あとは「今日はここまで」と決めて進めるだけです。
Day1:環境構築・プロジェクト作成
- Unity Hubでプロジェクトを作成
- 2D or 3Dを選択
- シーンに最低限のオブジェクトを配置
この日は「ゲームっぽくなくてOK」です。 Unityが起動して、オブジェクトを配置できれば十分合格点ですよ🙂
Day2:プレイヤー操作の実装
- 移動・ジャンプ・入力処理
- 思った通りに動くかを確認
ここで「動かせた!」という小さな成功体験を作るのが大事です。
Day3:敵・障害物・ギミックの追加
- 当たり判定の実装
- 障害物や敵の配置
この段階で、ゲームの形が見えてきます。
Day4:UI・スコア・ゲームオーバー
- スコア表示
- ゲームオーバー演出
- リスタート処理
「ゲームとして成立した」と感じられるのが、この日です✨
Day5:調整・仕上げ・ビルド
- 難易度や速度の微調整
- 不要な機能の削除
- WebGLやPC向けにビルド
完璧を目指さなくて大丈夫です。 「遊べる状態で完成させる」ことが何より大切です。

次の章では、初心者さんがよくやってしまう 挫折しやすい考え方や失敗パターンについてお話ししますね。
挫折しないための考え方(初心者がやりがちな失敗)
Unity初心者さんが途中で手が止まってしまう原因は、 技術的な難しさよりも考え方のズレにあることがとても多いです。
ここでは、私がこれまで見てきた中で特に多い 挫折につながりやすいパターンを整理しておきますね。
最初から機能を盛りすぎてしまう
「せっかくだから、もっと面白くしたい」 この気持ち自体はとても大切です。
ただ、初心者のうちは 機能追加=作業量とバグが指数的に増えるということを、 まだ体感できていない段階なんですね。
まずは、
- 遊べる
- 終わる
- 完成と言える
この3点を満たせばOKです。 「追加したい機能」は、メモ帳に書いておくだけで十分ですよ🙂
他人の完成度と比べてしまう
SNSやYouTubeを見ると、 とてもクオリティの高い個人制作ゲームがたくさん出てきますよね。
でも、それらは何本も作り切った後の姿であることがほとんどです。
今のあなたが比べるべきなのは、 他人の完成作品ではなく昨日の自分です。
昨日できなかったことが1つできたら、それは立派な前進ですよ✨
途中で別ジャンルに浮気してしまう
Unityに慣れてくると、 「あ、あれも作れそう」「このジャンルも面白そう」と つい気が散りやすくなります。
でも、最初の1本だけは浮気禁止がおすすめです。
完成させる経験を1度積むだけで、 次からの制作スピードと理解度がまったく変わってきます。
次の章では、 「じゃあ、何を参考に勉強すればいいの?」という疑問に答えますね。
Unity初心者が最初に1冊だけ選ぶなら
Unityの学習情報って、本当にたくさんありますよね。 ネット記事、動画、公式ドキュメント……。
初心者さんほど、 「どれを信じて進めばいいかわからない」 という状態になりがちです。
そこでおすすめなのが、 全体像を整理できる“軸になる1冊”を持つことです。
私が初心者さんに勧めることが多いのが、こちらです。
Unityの教科書 Unity 6完全対応版
この本は、
- Unityの画面構成
- 基本操作
- C#スクリプトの考え方
といった「今どこを触っているのか」を 迷わず把握できる構成になっています。

制作中にわからないことが出てきたとき、 辞書のように戻れる場所があるのは、 思っている以上に心強いですよ🙂
まとめ
Unity初心者が最初にぶつかる壁は、 「才能」や「センス」ではなく、何を作るか決められないことです。
今回紹介したように、 最初の1本は小さく・シンプルで・終わりが見えるゲームを選ぶだけで、 挫折する確率は大きく下げられます。
もう一度、この記事のポイントを振り返ってみましょう。
- Unity初心者は1週間で完成できる規模を目指す
- 操作・当たり判定・UIなど基礎を一通り体験する
- 最初は「完成させること」だけに集中する
完成度が高くなくても大丈夫です。 動いて、遊べて、「完成」と言える状態になっていれば、それは立派な成果です。
1本作り切った経験は、 次に作るゲームのスピードと理解度を確実に引き上げてくれます。
この記事をきっかけに、 ぜひUnityでの最初の1本を完成させてみてくださいね🙂
参考文献・学習リソース
- Unity Learn(公式学習プラットフォーム)
- Unity公式|はじめに(Get Started)
- Unity Essentials(公式学習パス)
- Unity公式日本語学習サイト|初心者向け記事一覧
- Unityマニュアル|2Dゲーム作成クイックスタート
- Unity初心者向けチュートリアル動画(YouTube)
- Unity入門|ゲーム制作の流れ解説動画(YouTube)
- Unity初心者が最初に知るべきポイント解説動画(YouTube)
- GeekSalon|Unityを始めるための基礎知識まとめ
- Zenn|Unity初心者向けゲーム制作アイデア解説
- Reddit|Absolute Beginner向けUnityプロジェクトアイデア
よくある質問(FAQ)
- Q本当にUnity未経験でも作れますか?
- A
はい、今回紹介したゲームアイデアは、 Unity未経験・プログラミング未経験の方でも作れるように 実装規模をかなり絞っています。
チュートリアル記事や書籍を参考にしながら進めれば、 「何をしているかわからない」という状態になりにくいですよ。
- Q2Dと3Dはどちらから始めるべきですか?
- A
おすすめは2Dからです。 画面構成や当たり判定が理解しやすく、 トラブルも少ないため、完成までたどり着きやすいです。
2Dに慣れたあとで3Dに挑戦すると、 理解のスピードがぐっと上がります。
- Q1本完成したあとの次のステップは?
- A
次は、
- 同じゲームを少し改造してみる
- 別ジャンルの小さなゲームを作る
- 完成作品をポートフォリオとしてまとめる
といった流れがおすすめです。
「作れる」実感を積み重ねていくことで、 Unityでできることは確実に増えていきますよ✨











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