最近のゲームでは、自由にカメラを動かしてスクリーンショットを撮れる「フォトモード(Photo Mode)」が当たり前のように実装されていますよね。
お気に入りのキャラクターや絶景シーンを、自分の好きなアングル・演出で撮影できる――それだけで、ゲームの楽しさはぐっと広がります。
Unityでもフォトモードを実装することは可能ですが、
「カメラ操作・UI・撮影処理・保存まで全部自作するのは正直しんどい…」
と感じたことはありませんか?私も最初はそこでつまずきました。
そこでこの記事では、Unityでフォトモード(Photo Mode)を実装できるおすすめアセットを、用途別にわかりやすく紹介していきます。
- 本格的なフォトモードをそのまま導入したい人
- 「撮影する行為」自体をゲーム性に組み込みたい人
- まずはスクリーンショット機能だけ入れたい人
それぞれの目的に合ったアセットがひと目で分かるように、特徴や向いているケースもあわせて解説します。
「フォトモードを入れてみたいけど、どれを選べばいいかわからない…」という方でも、読み終わるころには自分に合う選択肢が見つかるはずです☺️
ではさっそく、Unityでフォトモードを実装できるアセットを見ていきましょう!
- Photo Mode|王道・そのまま使えるフォトモード実装アセット
- Dynamic Photo Camera|撮影そのものをゲーム体験に組み込めるフォトカメラアセット
- Snap Kit – Photo Capture|撮影・保存処理をサクッと実装したい人向け
- Ultimate Screenshot Creator|高機能でフォトモード以外にも使い回せる万能スクショアセット
- Screenshot Creator|軽量・シンプルにスクリーンショット機能を入れたい人向け
- Camera Capture|カメラ映像のキャプチャ・外部連携に強いアセット
- フォトモード系アセット比較表
- まとめ|結局どのフォトモード系アセットを選ぶべき?
- よくある質問(FAQ)
Photo Mode|王道・そのまま使えるフォトモード実装アセット
まず最初に紹介するのが、フォトモード実装の定番アセット「Photo Mode」です。
「Unityでフォトモードを入れたい」と考えたとき、真っ先に候補に挙がることが多い王道アセットですね。
このアセットの一番の魅力は、フォトモードに必要な機能が最初から一通りそろっているところです。
- 自由に動かせるカメラ(フリーカメラ)
- FOV(画角)の調整
- 被写界深度(DOF)
- シーンを止めた状態での撮影
- ゲームパッド・キーボード操作への対応
「カメラ操作・UI・撮影処理を一から組み立てる」のではなく、
すでに完成された“フォトモード”をベースに調整していけるので、実装スピードがとても速いです。
また、Cinemachineと併用しやすい構成になっているのも嬉しいポイント。
すでにCinemachineでカメラ制御をしているプロジェクトなら、導入後の調整も比較的スムーズに進められます。
こんな人には特におすすめです👇
- とにかく最短でフォトモードを実装したい
- AAAタイトル風のフォトモードを手軽に再現したい
- 自作UIや演出を後からカスタマイズしていきたい
「まずはちゃんと動くフォトモードを入れて、細かい部分はあとで詰めたい」
そんな考え方の人には、かなり相性のいいアセットだと思います。
Dynamic Photo Camera|撮影そのものをゲーム体験に組み込めるフォトカメラアセット
次に紹介するのは、「写真を撮る行為そのもの」をゲームの一部として扱える少し変わり種のアセット、Dynamic Photo Cameraです。
いわゆる「一時停止して自由カメラで撮るフォトモード」とは違い、
このアセットはプレイヤーが“カメラを持って行動する”体験を作れるのが最大の特徴です。
- ゲーム内に“カメラ”というオブジェクトを持たせられる
- 撮影結果をゲーム内で扱える(判定・収集・演出など)
- マルチプラットフォーム対応
そのため、
- 探索ゲーム
- ホラーゲーム
- ADV・ナラティブ系
のように、「撮影=ゲームプレイの一部」にしたいジャンルと相性がとても良いです。
たとえば、
- 特定の被写体を撮影するとイベントが進む
- 写真を集めることがコレクション要素になる
- 撮影した写真をUIやアルバムで振り返れる
といった仕組みも、このアセットを使えばイメージしやすくなります。
一方で、
「AAAタイトル風の自由カメラフォトモードを入れたい」という目的の場合は、少し方向性が違う点には注意が必要です。
こんな人におすすめ👇
- フォトモードをゲーム性として成立させたい
- 写真撮影を探索や謎解きと結びつけたい
- 普通のフォトモードでは物足りない
「スクリーンショット機能」ではなく、
“カメラを使ったゲーム体験”を作りたい人には、かなり刺さるアセットです。
Snap Kit – Photo Capture|撮影・保存処理をサクッと実装したい人向け
次に紹介するのは、スクリーンショットの撮影と保存処理に特化したアセット、Snap Kit – Photo Captureです。
フォトモードというと「自由カメラ」や「演出」に目が行きがちですが、
実は地味に面倒なのが、撮影した画像を正しく保存する処理なんですよね。
このアセットは、そういったフォトモードの“裏側”を支えてくれる存在です。
- スクリーンショットの撮影処理を簡単に実装できる
- 保存先や解像度の管理がしやすい
- UIと組み合わせやすい設計
「フォトモードは自作したいけど、
撮影・保存まわりはなるべく楽をしたい」
そんなときに、このアセットがあると実装の手間がかなり減ります。
また、
- フォトモードの撮影ボタンだけ別アセットで実装したい
- 設定画面やギャラリー機能と連携させたい
といった使い方にも向いています。
こんな人におすすめ👇
- スクリーンショット機能だけ確実に入れたい
- 自作フォトモードの撮影部分を補強したい
- UI連携や保存処理でハマりたくない
派手さはありませんが、
「あると確実に助かる」実務寄りのアセットという印象です。
Ultimate Screenshot Creator|高機能でフォトモード以外にも使い回せる万能スクショアセット
次に紹介するのは、スクリーンショット系アセットの中でも特に多機能な Ultimate Screenshot Creatorです。
このアセットは「フォトモード専用」というより、
Unityでスクリーンショットを扱うあらゆる場面に対応できる万能ツール、という立ち位置になります。
- 解像度を指定したスクリーンショット撮影
- UIの表示/非表示を切り替えて撮影
- 連番・自動保存などの細かい制御
- エディタ・実機の両方で使いやすい設計
フォトモードと組み合わせれば、
- 高解像度での撮影
- 素材制作向けのスクリーンショット出力
- SNSやストアページ用画像の生成
といった用途にもそのまま流用できます。
特に便利なのが、
「UIを消した状態で撮影したい」「解像度を固定したい」といった、 開発中によく出てくる要望を標準機能でカバーしてくれる点です。
こんな人におすすめ👇
- フォトモード+高品質なスクリーンショット出力を両立したい
- ストア用素材やPV制作にも使いたい
- 1つのアセットを長く使い回したい
フォトモード用として導入しても、
後から「あってよかった…」となる場面が多い、頼れるアセットです。
Screenshot Creator|軽量・シンプルにスクリーンショット機能を入れたい人向け
次に紹介するのは、とにかくシンプルにスクリーンショット機能を実装したい人向けの Screenshot Creatorです。
これまで紹介してきたアセットと比べると、
機能は必要最低限に絞られていますが、その分導入が軽く、扱いやすいのが特徴です。
- ワンクリックでのスクリーンショット撮影
- 基本的な保存処理
- 余計な機能が少なく学習コストが低い
「フォトモードをがっつり作りたいわけではないけど、
プレイヤーがスクショを撮れる機能は用意しておきたい」
そんなケースでは、このアセットがちょうどいい選択肢になります。
また、
- 個人開発・小規模チーム
- プロトタイプや検証用ビルド
- 学習目的のサンプルプロジェクト
といった用途にも向いています。
高機能なフォトモード用アセットと比べると派手さはありませんが、
「余計なことをせず、確実に動く」という安心感があります。
こんな人におすすめ👇
- まずは最低限の撮影機能を入れたい
- 実装コストをできるだけ抑えたい
- 後から別アセットに差し替える前提で使いたい
「フォトモードを作るかどうかまだ迷っている段階」でも、
とりあえず入れておける軽さが魅力のアセットです。
Camera Capture|カメラ映像のキャプチャ・外部連携に強いアセット
最後に紹介するのは、Camera Captureです。
これまでのアセットと比べると、いわゆる「フォトモード向け」というより、カメラ映像をキャプチャして扱うことに特化した、やや技術寄りのアセットになります。
主な用途は、RenderTextureなどを使ったカメラ映像の取得・保存・連携です。
- 特定のカメラ映像をキャプチャできる
- UIや別画面への表示と相性が良い
- 特殊なキャプチャ用途にも対応しやすい
そのため、
- フォトモード中のカメラ映像をUIに表示したい
- 監視カメラ風の演出を入れたい
- 配信・研究・ツール系プロジェクトで映像を扱いたい
といった少し特殊な要件がある場合に真価を発揮します。
一方で、
「プレイヤーが自由に撮影するフォトモード」だけを目的にしている場合は、
オーバースペックになりやすい点には注意が必要です。
こんな人におすすめ👇
- フォトモードとカメラ映像の仕組みを組み合わせたい
- RenderTextureを使った表現をよく使う
- 少し踏み込んだ映像処理をしたい
フォトモード用途ではやや玄人向けですが、
「ハマるプロジェクトでは唯一無二の役割を果たす」タイプのアセットです。
フォトモード系アセット比較表
ここまで紹介してきたアセットを、用途別にひと目で比較できる表にまとめました。
「結局どれを選べばいいの?」と迷っている方は、まずここをチェックしてみてください。
| アセット名 | 主な用途 | フォトモード向き | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Photo Mode | 本格フォトモード | ◎ | 自由カメラ・演出込みの王道フォトモード |
| Dynamic Photo Camera | 撮影をゲーム体験に | ◎ | 写真撮影そのものをゲーム性に組み込める |
| Snap Kit – Photo Capture | 撮影・保存処理 | ○ | スクショ保存処理を簡単に実装できる |
| Ultimate Screenshot Creator | 高機能スクショ | ○ | 高解像度・UI非表示など多用途に対応 |
| Screenshot Creator | シンプル撮影 | △ | 軽量・最低限のスクリーンショット機能 |
| Camera Capture | 映像キャプチャ | △ | RenderTexture連携など特殊用途向け |
まとめ|結局どのフォトモード系アセットを選ぶべき?
ここまで、Unityでフォトモード(Photo Mode)を実装できるアセットを用途別に紹介してきました。
最後に、「結局どれを選べばいいのか?」を、タイプ別に整理してまとめますね。
最短で“それっぽいフォトモード”を入れたい人
このタイプの方には、やはり Photo Mode が一番おすすめです。
自由カメラ・演出・操作系まで一通りそろっているので、実装スピードを最優先したいならこれ一択と言ってもいいと思います。
写真撮影をゲーム体験そのものにしたい人
「撮ること」が遊びになる設計をしたいなら、Dynamic Photo Camera が向いています。
探索・ホラー・ADV系など、撮影行為に意味を持たせたいゲームでは、他のアセットにはない強みがあります。
フォトモードは自作、撮影・保存だけ楽したい人
この場合は、Snap Kit – Photo Capture や Ultimate Screenshot Creator が便利です。
特に後者は、フォトモード以外の素材制作やデバッグ用途にも使い回せるので、長く使えるアセットになります。
とりあえずスクショ機能だけ入れたい人
「まだフォトモードを入れるか決めきれていない」
そんな段階なら、Screenshot Creator のような軽量アセットがちょうどいいです。
後から本格的なフォトモードに差し替える前提でも使いやすいです。
少し特殊な映像・カメラ表現をやりたい人
RenderTexture連携やカメラ映像の取り回しが必要なら、Camera Capture が候補になります。
フォトモード専用というより、技術的な表現を支える裏方として活躍するタイプですね。
フォトモードは、ゲームの完成度やSNSでの広がり方に直結する要素です。
「全部自作する」ことにこだわらず、目的に合ったアセットを選ぶだけでも、開発の負担はかなり軽くなります。
あなたのプロジェクトに合ったフォトモード構成を、ぜひ見つけてみてくださいね 😊
あわせて読みたい
フォトモードをより魅力的に仕上げたい方は、
カメラ制御・演出・UIまわりの記事もあわせて読むのがおすすめです。
- Unityの使い方㉒Cinemachineでキャラクターにカメラを追従させる方法
- Unityでポストプロセス表現を極める!映像品質UPアセット特集
- UnityでUIアニメーションを劇的に変える!おすすめUIモーションアセット
- Unity新Input Systemでキーコンフィグ実装!実行時リバインド&保存まで完全手順
- Unityで設定画面(Options)を作る完全ガイド(解像度・操作設定など)
フォトモードはカメラ・演出・操作性が組み合わさって完成する機能です。
これらの記事も参考にしながら、あなたのゲームらしい撮影体験を作ってみてくださいね 😊
よくある質問(FAQ)
- Qフォトモードの実装にCinemachineは必須ですか?
- A
必須ではありません。
ただし、自由カメラ移動や滑らかな追従、FOV調整などを行う場合、Cinemachineを使った方が実装はかなり楽になります。今回紹介したアセットの中には、Cinemachineと相性が良いものも多く、
すでにCinemachineを使っているプロジェクトなら、そのまま組み合わせるのがおすすめです。
- Qモバイルゲームでもフォトモードは実装できますか?
- A
可能です。ただし注意点もあります。
モバイルでは、
- 高解像度スクリーンショット
- 被写界深度や重いポストプロセス
などがパフォーマンスに影響しやすいため、機能を絞った構成が現実的です。
その場合は、
Snap Kit – Photo Capture や Screenshot Creator のような軽量アセットから始めると安心です。
- Qフォトモードは自作とアセット導入、どちらがおすすめですか?
- A
結論から言うと、最初はアセット導入がおすすめです。
フォトモードは、
- カメラ制御
- 入力処理
- UI
- 撮影・保存
と、意外と実装範囲が広く、すべて自作すると時間がかかりがちです。
まずはアセットでベースを作り、
「ここだけ自分好みにしたい」部分を後からカスタマイズする方が、結果的に効率よく仕上がるケースが多いです。







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