街のシーンを作っていると、「建物や道路はそれっぽいのに、なんだか静か…」と感じること、ありませんか? その原因の多くは、住人となる市民NPCが足りていないことなんです。
Unityで街づくりをするとき、市民NPCは単なる背景キャラではありません。 歩いていたり、立ち話をしていたり、何気なくその場に存在しているだけで、街が“生きている世界”に見えるようになります。
とはいえ、市民NPCを一から作るのは大変ですよね。 モデル作成、服装のバリエーション、アニメーション、数を増やしたときの負荷対策……正直、全部やろうとすると時間がいくらあっても足りません。
そこで活躍するのが、Unity Asset Storeで購入できる市民NPCアセットです。 最近は、現代都市向けのリアルな市民から、ファンタジー世界の村人、中世の街人、さらには低ポリで軽量な量産向けNPCまで、本当に選択肢が豊富なんですよ。
この記事では、「Unityで街の住人を作りたい」という人に向けて、 街づくり・RPG・シミュレーションなど、さまざまなジャンルで使いやすい市民NPCアセットを厳選して紹介します。
それぞれのアセットについて、
- どんな街・ゲームに向いているのか
- 量産向きか、メインNPC向きか
- どんな人におすすめか
こんなポイントを意識しながら解説していくので、自分のプロジェクトに合うNPCがきっと見つかるはずです。
「街をもっと賑やかにしたい」「NPC配置で悩んでいる」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね😊 それでは、さっそく市民NPCアセットを見ていきましょう。
市民NPCアセットを選ぶ前に知っておきたいポイント
市民NPCアセットは種類がとても多く、「どれも良さそうで決めきれない…」となりがちです。 でも、いくつかのポイントを押さえておくだけで、失敗しにくい選び方ができるようになります。
ここでは、アセットを購入する前にチェックしておきたい大事なポイントを整理しておきますね。
① 街のジャンルに合っているか(現代・ファンタジー・中世)
まず一番大切なのは、ゲームやシーンの世界観に合っているかです。
- 現代・近未来の街 → スーツ姿や私服の市民NPC
- ファンタジーRPG → 村人・商人・子どもなど役割が分かれたNPC
- 中世・ダークファンタジー → 中世風衣装や特殊職のNPC
モデルのクオリティが高くても、世界観がズレていると一気に違和感が出てしまいます。 「このNPCが街を歩いていて自然か?」をイメージしながら選ぶのがおすすめです。
② NPCの数と役割を想定する
市民NPCには、大きく分けて役割の違いがあります。
- 通行人・背景用の量産NPC
- 話しかけるメインNPC・クエストNPC
- 街の賑わいを演出する群衆NPC
背景用なら「見た目のバリエーション」と「軽さ」が重要ですし、 メインNPCなら「表情・服装・存在感」が大事になります。
すべてを1つのアセットで賄おうとせず、 役割ごとに使い分ける前提で考えると、後悔しにくいですよ。
③ パフォーマンスと拡張性も要チェック
街にNPCを増やしていくと、気になってくるのがパフォーマンスです。
- ポリゴン数が高すぎないか
- LOD(距離による簡略化)が用意されているか
- 大量配置を想定した設計になっているか
特にオープンワールドやシミュレーション系では、 「見た目が少しシンプルでも軽いNPC」の方が結果的に使いやすいことも多いです。

また、服装変更や色替えなどカスタマイズ前提の作りかどうかも重要なポイント。 後からバリエーションを増やしたい人は、ここも必ずチェックしておきましょう。
現代・都市向けの市民NPCアセット
まずは、現代の街や都市シーンで使いやすい市民NPCアセットから紹介していきます。 ビル街や住宅街、シミュレーションゲームなど、「日常感のある街」を作りたい人にぴったりのラインナップです。
Citizen NPC
Citizen NPCは、現代的な服装の市民キャラクターをまとめて収録したアセットです。 リアル寄りの見た目なので、都市シミュレーションやオープンワールド系の街づくりと相性が良いですね。
通行人として配置するだけでなく、少し手を加えれば会話可能なNPCとしても使いやすく、 「街にちゃんと人が住んでいる感じ」を出したいときに活躍してくれます。
City People Pack
City People Packは、服装や年齢層のバリエーションが豊富な市民NPCセットです。 同じ街に配置しても見た目が被りにくく、背景用の通行人としてとても使いやすいのが特徴です。
大量に配置しても違和感が出にくいので、 「とにかく街を賑やかにしたい」「人通りの多いエリアを作りたい」という場合に向いています。
Characters Pack NPC
Characters Pack NPCは、汎用性の高い市民キャラクターが揃ったアセットです。 性別や見た目の幅が広く、通行人からサブキャラクターまで幅広く対応できます。
「背景NPCだけでなく、少し目立つキャラも欲しい」 そんなときにちょうどいい立ち位置のアセットですね。
Characters City Pack 1
Characters City Pack 1は、都市向けキャラクターを一式そろえたい人向けのパックです。 市民NPCの雰囲気が統一されているので、街全体にまとまりが出やすいのが魅力です。
街づくりを始めたばかりで、 「まずは失敗しにくい市民NPCが欲しい」という人にもおすすめできます。
群衆・大量配置に強い市民NPCアセット
「人は配置したけど、まだ街が静かに見える…」 そんなときに効果を発揮するのが、群衆表現に特化したNPCアセットです。
1体ずつNPCを置くのではなく、 “人の流れ”や“密度”を作れるかどうかが、街のリアルさを大きく左右します。
Population System PRO
Population System PROは、大量の市民NPCを自動生成・制御できる、群衆表現向けのアセットです。 通行人をランダムに生成し、街中を自然に歩かせることができるのが最大の強みですね。
手動でNPCを配置する手間が大きく減るので、 オープンワールドや都市シミュレーションなど、スケールの大きな街を作りたい人に向いています。
「遠景にはたくさん人がいるけど、近くではそこまで重くならない」 そんな設計がしやすく、パフォーマンス面を意識した街づくりにも役立ちます。
背景用の市民NPCアセットと組み合わせて使うことで、 「近くはしっかり作り込み、遠くは群衆で賑わわせる」といったメリハリのある街表現ができるようになります。
ファンタジー・中世向けの市民NPCアセット
ここからは、RPGやファンタジー作品、中世風の街づくりに向いている 世界観重視の市民NPCアセットを紹介していきます。
ファンタジー系の街では、 「村人」「商人」「子ども」「医者」など、役割が想像できるNPCがいるだけで、 一気に物語性が強くなります。
NPC Characters Male Pack
NPC Characters Male Packは、男性NPCに特化したファンタジー向けキャラクターパックです。 服装や雰囲気が中世ファンタジー寄りなので、村や城下町に自然に溶け込みます。
商人、冒険者、一般市民など、 「とりあえず男性NPCを増やしたい」という場面で使いやすいアセットですね。
NPC Characters Female Pack
NPC Characters Female Packは、女性NPCに特化したファンタジー向けアセットです。 男性パックと組み合わせることで、街全体のバランスが一気に良くなります。
村人や受付係、店員など、 会話イベントに使いやすいNPCを揃えたい場合にも便利です。
NPC Characters Kids Pack
NPC Characters Kids Packは、子どもNPCを収録した少し珍しいアセットです。 街に子どもがいるだけで、生活感や時間の流れがぐっと伝わりやすくなります。
ファンタジーRPGで「住人が暮らしている街」を表現したい人には、 かなり効果的なアクセントになりますよ。
NPC Doctor Plague
NPC Doctor Plagueは、ペスト医師風の特殊NPCアセットです。 ダークファンタジーやミステリアスな街の演出にぴったりですね。
イベント用NPCや、印象に残るサブキャラクターとして配置すると、 街の雰囲気を一気に引き締めてくれます。
27 NPC Characters Medieval Pack
27 NPC Characters Medieval Packは、中世風NPCをまとめて収録したお得なパックです。 村人から商人まで一通り揃うので、街を一気に完成させたい人に向いています。
「とにかく数が欲しい」「中世の街を一気に作りたい」 そんなときに頼りになるアセットですね。
低ポリ・軽量な市民NPCアセット
最後に紹介するのは、低ポリで軽量な市民NPCアセットです。 モバイルゲームやVR、処理負荷を抑えたいプロジェクトでは、ここがとても重要な選択肢になります。
「リアルさよりも、数を出したい」 「安定したフレームレートを優先したい」 そんな場合は、低ポリNPCがとても頼りになりますよ。
City Characters Low Poly 3D Models Pack
City Characters Low Poly 3D Models Packは、都市向けの低ポリ市民キャラクターをまとめたアセットです。 シンプルな造形ながら、服装やシルエットでしっかり“市民感”が出ているのが特徴です。
ポリゴン数が抑えられているため、
- 大量配置しても比較的軽い
- モバイル・VRでも扱いやすい
- 遠景用NPCとして使いやすい
といったメリットがあります。
Population System PROのような群衆系アセットと組み合わせて、 遠くは低ポリ、近くは高品質NPCという使い分けをするのもおすすめです。
比較表|市民NPCアセット一覧
ここでは、紹介したアセットを用途別に比較できるようにまとめました。 「結局どれが自分に合うの?」となったら、まずこの表から見るのがおすすめです😊
| アセット名 | ジャンル | 強み | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| Citizen NPC | 現代・都市 | リアル寄りの市民表現 | 都市シム/現代マップの通行人・サブNPC |
| Population System PRO | 現代・群衆 | 大量生成・群衆演出 | オープンワールド/人通りのある街並み表現 |
| City People Pack | 現代・都市 | バリエーションが作りやすい | 背景用の量産NPC/街の賑わい強化 |
| Characters Pack NPC | 現代・汎用 | メイン〜サブまで幅広く対応 | 会話NPC/クエストNPC/街の住人 |
| NPC Characters Male Pack | ファンタジー | 男性NPCをまとめて追加 | 村人/商人/冒険者などの街NPC |
| NPC Characters Female Pack | ファンタジー | 女性NPCをまとめて追加 | 受付/店員/住人など会話NPCにも◎ |
| NPC Characters Kids Pack | ファンタジー | 子どもNPCで生活感アップ | 村/街の雰囲気づくり/イベント演出 |
| NPC Doctor Plague | ファンタジー(ダーク) | 印象に残る特殊NPC | イベントNPC/ダーク系の街・クエスト |
| 27 NPC Characters Medieval Pack | 中世 | まとめ買いで一気に揃う | 中世の村/城下町/酒場など |
| City Characters Low Poly 3D Models Pack | 低ポリ | 軽量で大量配置しやすい | モバイル/VR/遠景の市民・通行人 |
| Characters City Pack 1 | 現代・都市 | 統一感のある都市キャラセット | 街づくり入門/NPCの土台づくり |
まとめ|街づくりに一番おすすめの市民NPCアセットは?
ここまで、Unityで街の住人を作るための市民NPCアセットを、ジャンル別に紹介してきました。 どのアセットも魅力的なので、正直「これ1つだけが正解」というものはありません。
大切なのは、自分のプロジェクトで何を重視したいかです。
街の賑わい・スケール感を重視するなら
街全体に人の流れを作りたい場合は、 Population System PROを軸に考えるのがおすすめです。
近くは個別NPC、遠くは群衆といった使い分けがしやすく、 オープンワールドや都市シミュレーションでは特に効果を発揮します。
現代の街を自然に作りたいなら
リアル寄りの雰囲気を出したい場合は、 Citizen NPC や City People Pack が扱いやすいです。
背景用・会話用をバランスよく配置すれば、 「人がちゃんと生活している街」を無理なく表現できます。
RPG・ファンタジー世界観を重視するなら
ファンタジー系の街づくりでは、 NPC Characters(Male / Female / Kids) や 27 NPC Characters Medieval Pack がとても頼りになります。
役割が想像しやすいNPCが揃うので、 クエストやイベントを作るときにもイメージが膨らみやすいですね。
軽さ・安定動作を優先するなら
モバイルやVR、負荷を抑えたいプロジェクトでは、 City Characters Low Poly 3D Models Pack のような低ポリNPCが安心です。
見た目をシンプルにすることで、 NPCの数や街の規模を思い切って広げられるのも大きなメリットです。
市民NPCは、街の「背景」でありながら、 世界観の説得力を大きく左右する存在です。
今回紹介したアセットをうまく組み合わせて、 ぜひあなたのUnityプロジェクトに、生きた街を作ってみてくださいね😊
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- UnityでNPCに歩行AIを実装する方法
- キャラクターアニメーションの基本|Animator入門
- NavMeshを使った街の移動制御テクニック
よくある質問(FAQ)
- Q市民NPCは何体くらいまで配置できますか?
- A
プロジェクトの内容やアセットによって変わりますが、 低ポリNPCや群衆向けアセットを使えば、数十〜数百体規模でも配置しやすくなります。 重要なのは、距離による描画制御やLODの活用です。
- Qアニメーションが付いていないNPCは使えませんか?
- A
いいえ、そんなことはありません。 Humanoid対応であれば、他のアニメーションアセットを流用できるケースが多いです。 むしろ、後から自由に動きを付けたい人には向いています。
- Q複数の市民NPCアセットを混ぜても大丈夫ですか?
- A
問題ありませんが、テイストの違いには注意が必要です。 リアル寄りと低ポリを同じ画角に置かないなど、 配置場所を分けることで違和感を減らせます。







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