Unityアセット紹介

【比較あり】Unityで使えるアウトライン&ハイライト演出おすすめアセット10選【2D・3D対応】

Unity

1. はじめに|アウトライン演出はゲームのUI/UXを格上げする!

ゲームをプレイしていて、キャラクターやアイテムに「光る線」や「ふちどり」が表示されていて、すごく見やすかったことってありませんか?
あれは「アウトライン」や「ハイライト」と呼ばれる演出で、ゲームの見やすさや操作のわかりやすさをグッと高めてくれる大事な表現なんです。

たとえば…

  • プレイヤーが今どのキャラを操作しているかすぐわかる
  • 敵にターゲットしているのがパッと見て伝わる
  • UIボタンにマウスをのせた時にピカッと光って「押せる」ことが伝わる

こんな便利なアウトライン演出、実はUnityで自作するとなると結構むずかしいんです。
レンダーパイプライン(Built-in、URP、HDRP)の違いにも対応しなきゃいけなかったり、Shaderやスクリプトの知識が必要だったり…。

でも安心してください!
Unityアセットストアには、「導入するだけ」で使えるアウトライン&ハイライト系アセットがたくさんそろっています。
しかも、2Dにも3Dにも使えるもの、軽くてスマホでもサクサク動くもの、カスタマイズ自由な高性能タイプまでいろいろ!

この記事では、そんな便利なアウトライン・ハイライトアセットを厳選して紹介していきます。
**「選び方のポイント」「おすすめの使い分け」**もバッチリ解説するので、あなたのゲームにぴったりな演出がきっと見つかりますよ!

それではさっそく見ていきましょう!


2. アウトライン&ハイライト系アセットの選び方

Unityのアセットストアには、アウトラインやハイライトの効果をつけられるアセットがたくさんあります。でも、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

ここでは、自分に合ったアセットを選ぶためのポイントを4つに分けてご紹介します!


✅ 1. 対応しているレンダーパイプラインをチェック!

Unityには以下のような「レンダーパイプライン」という仕組みがあります。

  • Built-in(標準)
  • URP(Universal Render Pipeline)
  • HDRP(High Definition Render Pipeline)

アセットによっては、使えるパイプラインが決まっていることがあります。「URP専用」や「HDRPには非対応」などもあるので、自分のプロジェクトに合っているか必ず確認しましょう!

🔍 どれに対応しているかは、アセット説明ページの「Pipeline Compatibility」を見るのがオススメです。


✅ 2. 軽さ・パフォーマンスも大事!

アウトラインやハイライトは見た目をよくしてくれる一方で、処理が重くなってしまう場合もあります。

特にスマホゲームやVRコンテンツを作る場合は、**「軽さ」や「最適化済み」**と書かれたアセットを選ぶと安心です。

💡名前に「Performant(高パフォーマンス)」や「Mobile Optimized(モバイル向け)」が入っていたら要チェック!


✅ 3. 2D・3Dどちらに使うかを確認しよう!

アセットの中には、2D専用のものや、3Dゲーム専用のものがあります。
中には両方に対応している便利なアセットもありますが、自分のゲームジャンルに合わせて選びましょう。

たとえば…

  • 横スクロールアクション → 2D対応が必須!
  • 一人称視点シューティング → 3D対応が必要!

✅ 4. カスタマイズ性はどれくらい必要?

  • 色や太さを細かく調整したい
  • 条件によって表示・非表示を切り替えたい
  • スクリプトで制御したい

こんなときは、カスタマイズ性の高いアセットを選ぶと、ゲームの演出を思い通りにできます。

逆に「とにかく簡単に使いたい!」という人は、プレハブを置くだけで動くシンプルなアセットがぴったりです。

以上のポイントを押さえておけば、あなたのゲームにぴったりなアウトラインアセットがきっと見つかります!


3. おすすめアセット紹介【10選】

ここからは、Unityアセットストアで手に入る「アウトライン&ハイライト」系のおすすめアセットを紹介していきます!
それぞれに特徴があるので、自分のゲームに合ったものを見つけてみてくださいね。


① Highlight Plus 2(All-in-One)

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特徴
最新バージョンの「Highlight Plus」シリーズ。アウトライン、ハイライト、透過表示、グローなど、1つで何でもできちゃうオールインワンタイプ

🔧 対応パイプライン
Built-in / URP / HDRP すべて対応

💡 おすすめポイント

  • 対象オブジェクトの状態に応じて動的にエフェクト切替可能
  • デモ付き&日本語でも使いやすいUI設計
  • VRやモバイル対応もばっちり!

👶 初心者からプロまで安心して使える万能アセットです。


② Highlight Plus(従来版)

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特徴
上で紹介した「Highlight Plus 2」の旧バージョン。価格が手頃なので、まず試してみたい方にオススメ!

🔧 対応パイプライン
Built-in / URP / HDRP(ただし一部新機能は非対応)

💡 おすすめポイント

  • アウトラインとハイライトの基本機能をおさえている
  • 軽量で使いやすく、設定も簡単
  • 「2は高すぎるかも…」と思ったらこっちでも十分OK!

③ Highlight Plus 2D(2D専用)

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特徴
名前の通り、2Dゲームに特化したアウトラインアセット。SpriteRendererに対応しており、2Dアクションやパズルに最適!

🔧 対応パイプライン
Built-in / URP(HDRPは非対応)

💡 おすすめポイント

  • ボタン操作やキャラ選択にぴったりな演出が簡単に作れる
  • 軽量設計なのでスマホにも向いてる
  • 同シリーズなので「Highlight Plus 2」と組み合わせても◎

④ Easy Performant Outline(2D/3D対応・軽量)

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特徴
名前の通り、めちゃくちゃ軽くて高速に動くのが魅力。2D/3Dどちらにも使える万能タイプで、URP/HDRPも完全対応!

🔧 対応パイプライン
Built-in / URP / HDRP

💡 おすすめポイント

  • フルスクリーンアウトラインも対応
  • フィルター機能で「選択中だけ光る」など簡単実装
  • モバイルやVRでの使用にも最適!

🌀 表現の幅は控えめですが、処理の軽さはNo.1!


⑤ Linework Outlines and Edge Detection

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特徴
マンガ風・セルルックにピッタリな「線画スタイル」のアウトラインアセット。エッジ検出を使って見た目に深みを出せます。

🔧 対応パイプライン
Built-in / URP / HDRP

💡 おすすめポイント

  • トゥーンレンダリングやアニメ風表現に最適
  • マテリアル側から柔軟に制御できる
  • 見た目を一気に「作品っぽく」変えたい人向け!

✏️ アート表現を重視するゲームにオススメです。


⑥ Ultimate Outlines & Highlights

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特徴
名前の通り、**「最強クラスのカスタマイズ性」**を持つアウトライン&ハイライトアセットです。
シェーダーの細かい調整が可能で、こだわりたい人にピッタリ!

🔧 対応パイプライン
Built-in / URP / HDRP

💡 おすすめポイント

  • テキストやUIにもアウトラインを追加できる
  • 重ねがけも可能で、複数の効果を演出できる
  • プログラマーにもグラフィックデザイナーにも◎

✨「ゲームの世界観にぴったりな演出がしたい!」という人はこれ一択!


⑦ Outliner(ロングセラーの定番)

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特徴
長年人気を保っているロングセラーアセット。安定性と信頼性が魅力で、シンプルな使い方でも効果バッチリです。

🔧 対応パイプライン
Built-in / URP / HDRP(一部はシェーダー差し替えあり)

💡 おすすめポイント

  • オブジェクトの境界線を強調してくれる
  • ゲーム全体に線画風のトーンを加えるのに最適
  • コードをいじらなくても導入できる手軽さ

🎨「まずは試してみたい!」という人におすすめです。


⑧ Outline Tool(ドラッグ&ドロップで使える)

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特徴
とにかく簡単!ドラッグ&ドロップするだけでアウトライン表示ができる超初心者向けツールです。

🔧 対応パイプライン
Built-in / URP(HDRPは一部制限あり)

💡 おすすめポイント

  • スクリプト不要!誰でもすぐに使える
  • シンプルなUI設計で設定も直感的
  • 複雑な設定やコードが苦手な人にうれしい

👶「とりあえずアウトライン出したい!」という時にピッタリです。


⑨ Pixel Perfect Outliner(ドット絵向け)

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特徴
ドット絵やピクセルアート専用に作られたアウトラインアセット。昔ながらのレトロゲーム風デザインと相性抜群!

🔧 対応パイプライン
Built-in / URP(HDRPは非対応)

💡 おすすめポイント

  • 画面の拡大・縮小でも線が崩れない
  • アウトラインの太さや色を1ピクセル単位で調整可能
  • 2DゲームのキャラやUIにぴったり!

🕹️「レトロゲームを作りたい!」ならこのアセットは外せません。


⑩ HDRP Outline(HDRP特化)

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特徴
HDRP(High Definition Render Pipeline)専用設計のアウトラインアセット。リアル系や高画質志向のゲームに最適!

🔧 対応パイプライン
HDRP専用

💡 おすすめポイント

  • HDRPのポストプロセスと完全に統合
  • リアル系グラフィックでも自然なアウトライン表現
  • 他のアセットとぶつかりにくく、安定性も◎

🌌 リアルな3D空間に自然なハイライトを加えたい時にオススメです。


4. 比較表|目的別・プロジェクト別に最適なアセットは?

「アウトライン系アセットっていっぱいあってどれを選べばいいの?」
そんな方のために、代表的なアセットを目的別・プロジェクト別に整理した比較表を用意しました!

以下の観点で比較しています:

  • ✅ 対応レンダーパイプライン(URP / HDRP / Built-in)
  • ✅ 2D or 3D対応
  • ✅ 特徴(軽さ・表現力など)
  • ✅ 初心者にも扱いやすいか

アセット名対応レンダラー2D/3D対応特徴初心者向けアセットリンク
Highlight Plus 2URP / HDRP / Built-in両方対応万能型で最新環境対応▶ Asset Store
Easy Performant OutlineURP / HDRP / Built-in両方対応超軽量&高速!▶ Asset Store
Linework OutlinesBuilt-in主に3D向け手描き風アウトライン▶ Asset Store
Pixel Perfect OutlinerBuilt-in2D特化ドット表現に最適▶ Asset Store
HDRP OutlineHDRP専用3D向け高品質HDRP向け▶ Asset Store

このように、どのアセットも一長一短があるので、自分のプロジェクト環境と目的に合わせて選ぶのがポイントです!


5. まとめ|迷ったらこの2つでOK!

アウトライン・ハイライト系アセットは種類が豊富で、初めて選ぶときはちょっと迷ってしまいますよね。

でも安心してください!
「とりあえずこれを選べば間違いない!」という鉄板アセットを2つに絞ってご紹介します。


✅ 1位:Highlight Plus 2 – All in One Outline & Selection Effects

  • URP・HDRP・Built-inすべて対応
  • 2D・3D両対応
  • 多彩なカスタマイズが可能(発光・ちらつき・透明アウトラインなど)
  • アセットの完成度が高く、導入も簡単!

「これ一つで何でもできる」まさに万能型アセットです。
UIからフィールド上のオブジェクトまで幅広く使いたい方におすすめ!

🔗 Highlight Plus 2 – Asset Storeで見る


✅ 2位:Easy Performant Outline(2D & 3D対応)

  • 軽量かつ高速なパフォーマンスが最大の強み!
  • モバイルゲームやVR向けにも◎
  • URP / HDRP / Built-in 対応済み
  • 使い方もシンプルで、初心者でも安心

特に「重くならずにアウトライン表現を追加したい!」という開発者にはぴったりのアセットです。

🔗 Easy Performant Outline – Asset Storeで見る


👶 ワンポイントアドバイス

「URPやHDRPって何?」という方は、Unityのプロジェクト設定時に選んだレンダーパイプラインを確認してから選ぶのがコツです!

  • URP = 軽量&汎用的 → モバイルやインディー開発向け
  • HDRP = 高品質グラフィック → PCやコンソール向け
  • Built-in = 昔ながらの標準設定 → 互換性重視のプロジェクトで

よくある質問(FAQ)

Q
アウトライン系アセットはどんなゲームで使えるの?
A

アウトラインやハイライトは、さまざまなゲームジャンルで活用できます!

  • RPGやアクションゲームで選択中のキャラクターや敵を強調
  • アドベンチャーゲームで調べられるオブジェクトのヒント表示
  • ストラテジーゲームでユニットやエリアを明示
  • UIパーツにも応用可能!

視認性がアップし、ゲームの操作感もよくなります。

Q
2Dゲームでも使えるアセットはありますか?
A

はい、2Dゲーム専用や対応可能なアセットもあります!

などが2Dプロジェクトにおすすめです。2D対応かどうかは選定時に必ずチェックしましょう!

Q
URPやHDRPでも使えますか?
A

アセットによって対応状況が異なりますが、最近のアセットはURP・HDRP両対応が増えています。

自分のUnityプロジェクトで使っているレンダーパイプラインに合わせて選ぶのが鉄則です。

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