1. はじめに
こんにちは!Unityの使い方シリーズ第2回へようこそ!
Unityを始めたばかりだと、画面にたくさんのウィンドウが並んでいて「どこを見ればいいの?」と迷ってしまいますよね。Unityの画面構成をしっかり理解すれば、効率よく作業を進められるようになります。
この記事では、Unityの基本的な画面構成を初心者向けにわかりやすく解説します。これを読めば「どのウィンドウで何をするのか」がスッキリわかるようになりますよ!まずは基本から一緒に見ていきましょう!
2. Unityの画面構成の基本要素
Unityには、ゲームやアプリを開発するために便利なウィンドウがいくつも用意されています。それぞれのウィンドウには特定の役割があり、どこで何をするのかを理解することが、スムーズな作業の第一歩です。

1. ヒエラルキー(Hierarchy)
- 役割:ゲームの中で使うオブジェクトを一覧で管理する場所です。
- たとえば、キャラクター、背景、ライトなどがここにリストとして表示されます。
- 使い方の例:右クリックから新しいオブジェクトを追加したり、オブジェクトの名前を変更したりできます。
2. シーンビュー(Scene View)
- 役割:オブジェクトを配置・編集するメインの作業画面です。
- ポイント:3D空間を自由に動かして、ゲームの舞台を作り上げる場所です。
- 使い方の例:オブジェクトをドラッグして動かしたり、サイズを変更したりできます。
3. ゲームビュー(Game View)
- 役割:作ったゲームをプレイ画面として確認する場所です。シーンビューのタブで切り替えれます。
- 再生ボタンを押すと、ここで実際のゲームプレイをテストできます。
- ポイント:開発途中のゲームをこまめに確認してバグを見つけるのに便利です。
4. インスペクター(Inspector)
- 役割:選択したオブジェクトの設定やプロパティを確認・編集する場所です。
- たとえば、オブジェクトの色や動き、物理的な性質をここで調整できます。
- 使い方の例:キューブの色を変える場合、マテリアルを設定するのもこのウィンドウです。
5. プロジェクト(Project)ウィンドウ
- 役割:プロジェクトで使う素材(アセット)を管理する場所です。
- 画像、スクリプト、モデルなどをフォルダごとに整理できます。
- ポイント:シーンに使いたい素材はここからドラッグ&ドロップで簡単に配置できます。
6. コンソール(Console)
- 役割:エラーメッセージやログを確認する場所です。プロジェクトウィンドウのタブで切り替えれます。
- スクリプトのミスやデバッグ情報がここに表示されます。
- ポイント:エラーが出たときは、ここを見て原因を確認しましょう。
これらのウィンドウを覚えることで、Unityでの作業がグッと楽になります!最初はどこを見ればいいのか迷うかもしれませんが、少しずつ慣れていきましょう。
3. Unityの画面をカスタマイズしてみよう
Unityでは、作業に合わせて画面のレイアウトを自由にカスタマイズすることができます。これを使うと、自分にとって使いやすい環境を作れるので作業効率がアップします!
1. ウィンドウの位置を変更する
- ドラッグ&ドロップで移動
- ウィンドウの上部(タブ部分)をクリックしてドラッグすると、画面内の好きな位置に移動できます。
- 他のウィンドウに重ねると、自動でレイアウトが調整されます。
- 別ウィンドウとして分離
- タブをドラッグして画面外に移動すると、ウィンドウを独立させることができます。
- 必要なときだけ開きたいウィンドウを別画面に分離すると便利です。
2. ウィンドウを追加・閉じる
- ウィンドウを追加する
- メニューバーから [Window] をクリックして、必要なウィンドウを選びます(例: Console、Animationなど)。
- 新しいウィンドウが追加され、画面に表示されます。
- ウィンドウを閉じる
- 不要なウィンドウはタブを右クリックして [Close Tab] を選ぶと閉じられます。
- 作業をシンプルにしたいときに便利です。
3. レイアウトを保存・読み込みする
- 現在のレイアウトを保存
- 自分好みのレイアウトを保存するには、右上の [Layout] をクリックし、 [Save Layout…] を選びます。
- 保存した名前でレイアウトを呼び出すことができます。
- デフォルトのレイアウトに戻す
- 画面がごちゃごちゃになった場合は、右上の [Layout] → [Default] を選んでリセットしましょう。
4. おすすめのカスタマイズ例
- シーンビューを広くする
- シーンビューを画面の半分以上に広げると、3D空間が見やすくなります。
- ゲームビューを独立させる
- ゲームビューを別モニターに配置すると、作業とプレイテストを同時に進めやすくなります。
- コンソールを常に表示
- Consoleウィンドウを小さくして常に画面に置いておくと、エラーをすぐ確認できます。
5. トラブル時はリセット
- 画面が崩れたり、ウィンドウが消えてしまったら [Layout] → [Default] で元に戻しましょう。

Unityのカスタマイズ機能を使えば、作業がもっと楽しく快適になります!最初はデフォルトのレイアウトを使いつつ、慣れてきたら自分だけの使いやすい画面を作ってみてくださいね。
5. まとめ:Unityの基本画面構成に慣れて次のステップへ!
Unityの基本画面構成を理解することで、どのウィンドウが何をする場所なのかがわかり、作業がぐっとスムーズになります。最初は「ヒエラルキー」「シーンビュー」「インスペクター」の3つを中心に、実際に触りながら覚えるのがおすすめです。
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よくある質問
- Q必要なウィンドウが表示されていません。どうすれば追加できますか?
- A
メニューバーの [Window] から必要なウィンドウを選んで表示できます。たとえば、エラーを確認したい場合は [Window] → [General] → [Console] を選択すると表示されます。
- Qシーンビューでオブジェクトを見失いました。どうすればいいですか?
- A
ヒエラルキーでそのオブジェクトをクリックして選択し、キーボードの Fキー を押すと、そのオブジェクトに画面がズームされます。
- QUnityの画面が狭くて作業しにくいです。対策はありますか?
- A
不要なウィンドウを閉じたり、シーンビューを広げるなどのカスタマイズが可能です。画面のレイアウトを調整して、自分に合った作業環境を作りましょう。