1. はじめに
Unityを使ってゲーム開発を始めたいけど、「何から手を付ければいいの?」と迷っていませんか?この記事では、そんな方にピッタリな 3Dブロック崩しゲーム の作り方を紹介します。
この記事では、Unityの基本操作から、シンプルなゲームを完成させるまでを丁寧に解説します。
完成すれば、ボールを跳ね返してブロックを壊す「3Dブロック崩しゲーム」ができあがります。
簡単そうに見えるけど、このゲームを作る過程で オブジェクトの配置 や スクリプトの書き方、そして 物理挙動の設定 など、Unityの基本をしっかり学べます。
Unityの使い方に慣れるのはもちろん、「ゲームを作る楽しさ」を体感できること間違いなし!この記事を参考にしながら、ぜひ一緒にゲーム開発の第一歩を踏み出しましょう!
2. 必要な準備
Unityで3Dブロック崩しゲームを作る前に、必要な準備を整えましょう。初心者でも簡単に進められるように、丁寧に説明していきます。
Unityのインストール
まずはUnityをインストールする必要があります。以下の手順に従ってインストールを進めてください。
- Unity Hubをダウンロード
Unityの公式サイト(https://unity.com/)にアクセスし、「Unity Hub」をダウンロードします。
Unity HubはUnityのバージョン管理やプロジェクトの作成を簡単に行えるツールです。 - Unity Hubをインストール
ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってUnity Hubをインストールします。 - Unityエディターをインストール
Unity Hubを開き、「Installs」タブから最新のUnityエディターをインストールします。バージョンは安定版(LTS)が初心者におすすめです。 - 必要なモジュールを追加
- 3Dゲームを作るために必要な設定
インストール時に、「3Dゲーム」を選んでください。 - プラットフォームサポート(必要なら)
将来的にスマホやPC向けにビルドする場合は、追加で「Android Build Support」や「iOS Build Support」をインストールできます。
- 3Dゲームを作るために必要な設定
新しいプロジェクトの作成
Unityの準備ができたら、いよいよプロジェクトを作成します。
- Unity Hubを開く
Unity Hubを起動し、「Projects」タブを選択します。 - 新しいプロジェクトを作成
- 画面右上にある「New Project」をクリックします。
- 「3D」テンプレートを選択してプロジェクトを作成します。
- プロジェクト名は「3Dブロック崩し」に設定し、保存場所を選びます。
- 「Create」をクリックしてプロジェクトを作成します。
- プロジェクトの初期設定
- プロジェクトが開いたら、まずシーンを保存します。
上部メニューから「File」→「Save As」を選び、シーン名を「MainScene」にして保存します。
(保存先はプロジェクトフォルダ内の「Assets」フォルダにしておきましょう。)
- プロジェクトが開いたら、まずシーンを保存します。
基本的なUnityの使い方を知る
- ヒエラルキー(Hierarchy)ウィンドウ
ゲーム内のオブジェクトを一覧で管理する場所です。ここでブロックやパドルなどのオブジェクトを作成します。 - シーンビュー(Scene View)
ゲームの全体像を確認したり、オブジェクトを配置するためのエリアです。 - インスペクター(Inspector)ウィンドウ
選択したオブジェクトの設定を編集できます。 - プロジェクト(Project)ウィンドウ
プロジェクト内のアセット(素材やスクリプト)を管理する場所です。

必要な知識
- Unityの基本操作は直感的で簡単ですが、最初は「ドラッグ&ドロップ」や「右クリックメニュー」の操作が中心になります。
- スクリプトの作成には少しだけC#の知識が必要ですが、この記事では初心者向けに解説するので安心してください。
これで、3Dブロック崩しゲームの作成を始める準備が整いました!次のステップでは、いよいよゲームの基本構成を作っていきます。
3. ゲームの基本構成を作る
ここでは、3Dブロック崩しゲームの基本となる構成を作ります。プレイヤーが操作するパドル、動き回るボール、そして壊れるブロックを順番に作成して配置します。
3.1. シーンのセットアップ
まず、Unityのシーンをゲームの舞台にする準備をします。
- デフォルトのオブジェクト確認
新しい3Dプロジェクトを作成すると、最初から「Main Camera」と「Directional Light」があります。この2つを使いますので削除しないでください。 - ゲーム空間の見やすさを調整
- Main Cameraを選択し、Transformを以下のように設定してください:
- Position: X = 0, Y = 10, Z = -10
- Rotation: X = 45, Y = 0, Z = 0
- これにより、カメラが少し斜め上からシーンを見下ろすようになります。
3.2. パドル(Paddle)を作成
パドルはプレイヤーが操作する横長の板です。
- ヒエラルキーウィンドウでオブジェクトを作成
- ヒエラルキーウィンドウを右クリック →「3D Object」→「Cube」を選択します。
- 名前を「Paddle」に変更します。
- パドルの形状を調整
- Inspectorウィンドウで以下のように設定します:
- Scale: X = 3, Y = 0.5, Z = 1
- これで横長で薄い形のパドルができます。
- Inspectorウィンドウで以下のように設定します:
- パドルの位置を調整
- Position: X = 0, Y = 0.5, Z = -4
- カメラの見える範囲にパドルが配置されます。
3.3. ボール(Ball)を作成
ボールはシーン内を動き回り、ブロックを壊す役割を持ちます。
- ボールオブジェクトを作成
- ヒエラルキーウィンドウを右クリック →「3D Object」→「Sphere」を選択します。
- 名前を「Ball」に変更します。
- ボールの大きさを調整
- Scale: X = 0.5, Y = 0.5, Z = 0.5
- 少し小さめのボールを作ります。
- ボールにリジッドボディを追加
- Ballを選択した状態で、Inspectorウィンドウの「Add Component」をクリック →「Rigidbody」を検索して追加します。
- 「Use Gravity」のチェックを外します。(重力を無効にします)
- ボールの位置を調整
- Position: X = 0, Y = 0.5, Z = -3
- パドルの近くにボールを配置します。
3.4. ブロック(Block)を作成
ブロックはプレイヤーが破壊するターゲットです。
- ブロックオブジェクトを作成
- ヒエラルキーウィンドウを右クリック →「3D Object」→「Cube」を選択します。
- 名前を「Block」に変更します。
- ブロックの形状を調整
- Scale: X = 1, Y = 0.5, Z = 0.5
- 小さめのブロックを作ります。
- ブロックの配置を調整
- Position: X = -2, Y = 0.5, Z = 0
- コピー&ペースト(Ctrl + D)して複数のブロックを作成し、X軸方向に並べて壁のように配置します。
これで、ゲームに必要な基本オブジェクト(パドル、ボール、ブロック)が揃いました!次はこれらのオブジェクトに動きを加えていきます。ゲームの基盤ができてきましたね!

4. ゲームの動きを作る
ここでは、3Dブロック崩しのゲームに必要な「動き」を作っていきます!具体的には、パドルの移動、ボールの動き、そしてブロックの破壊の仕組みを実装していきます。コードを少しずつ追加するだけなので、焦らず進めてみましょう!
4.1. パドルの移動スクリプト
まず、プレイヤーが操作できるように「パドル」を左右に動かします。
- スクリプトの作成
- プロジェクトウィンドウを右クリック →「Create」→「C# Script」を選びます。
- スクリプトに「PaddleController」と名前を付けましょう。
- スクリプトの編集
- スクリプトをダブルクリックして開き、以下のコードを入力します:
using UnityEngine;
public class PaddleController : MonoBehaviour
{
public float speed = 10f; // パドルの移動速度
public float limit = 8f; // パドルが移動できる範囲
void Update()
{
// 横方向の入力を取得
float input = Input.GetAxis("Horizontal");
// パドルの新しい位置を計算
Vector3 newPosition = transform.position + new Vector3(input * speed * Time.deltaTime, 0, 0);
// 移動範囲を制限
newPosition.x = Mathf.Clamp(newPosition.x, -limit, limit);
// 新しい位置を適用
transform.position = newPosition;
}
}
- スクリプトをアタッチ
- 作成した「PaddleController」スクリプトを、パドル(Paddleオブジェクト)にドラッグ&ドロップしてアタッチします。
- 動作確認
- 再生ボタン(▶)を押して、キーボードの左右キーでパドルが動くか確認しましょう!
4.2. ボールの動き
次に、ボールを動かします。物理エンジンを使うので、設定はとても簡単です!
- ボールにリジッドボディを追加
- ヒエラルキーで「Ball」を選択します。
- インスペクターウィンドウで「Add Component」をクリック →「Rigidbody」を検索して追加。
物理マテリアルを設定する
Unityでは、物理挙動を制御するために「物理マテリアル(Physic Material)」を使用します。ボールにこれを適用し、バウンド(跳ね返り)を設定します。
- 物理マテリアルを作成
- プロジェクトウィンドウを右クリック →「Create」→「Physic Material」を選びます。
- 物理マテリアルに「BouncyMaterial」と名前を付けます。
- 物理マテリアルの設定
- 作成した「BouncyMaterial」を選択し、インスペクターで以下を設定:
- Bounciness(跳ね返り係数):1(最大)
- Friction Combine(摩擦の設定):
Minimum
- Bounce Combine(跳ね返りの設定):
Maximum
- 作成した「BouncyMaterial」を選択し、インスペクターで以下を設定:
- ボールに物理マテリアルを適用
- ヒエラルキーで「Ball」を選択。
- インスペクターの「Sphere Collider」を探し、その「Material」欄に「BouncyMaterial」をドラッグ&ドロップ。
2. ボールのリジッドボディ設定
ボールのリジッドボディで物理挙動を調整します。
- ヒエラルキーで「Ball」を選択。
- インスペクターの「Rigidbody」で以下を設定:
- Mass(質量):1
- Drag(空気抵抗):0
- Angular Drag(回転抵抗):0
- Use Gravity:チェックを外す(ボールが重力で落ちないようにする)。
- Collision Detection:
Continuous
(高速移動時の衝突を正確に検知するため)。
3. ボールのスクリプトを調整
物理エンジンで跳ね返る動きを補完するため、コードを調整します。
- 「BallController」スクリプトを開き、以下のように編集します:
using UnityEngine;
public class BallController : MonoBehaviour
{
public float launchSpeed = 10f; // ボールの発射速度
private Rigidbody rb;
private bool isLaunched = false;
void Start()
{
rb = GetComponent<Rigidbody>();
}
void Update()
{
// スペースキーでボールを発射
if (!isLaunched && Input.GetKeyDown(KeyCode.Space))
{
rb.velocity = new Vector3(Random.Range(-1f, 1f), 0, 1).normalized * launchSpeed;
isLaunched = true;
}
}
void OnCollisionEnter(Collision collision)
{
// 衝突時の速度を補正して跳ね返りを自然に
rb.velocity = rb.velocity.normalized * launchSpeed;
}
}
- スクリプトをアタッチ
- 作成した「BallController」スクリプトをボール(Ballオブジェクト)にドラッグ&ドロップしてアタッチします。
- 動作確認
- 再生ボタンを押し、スペースキーを押すとボールが発射されるか確認します。
4.3. ブロックの破壊
最後に、ボールがブロックに当たったとき、ブロックが破壊される仕組みを作ります。
- スクリプトの作成
- プロジェクトウィンドウで「Create」→「C# Script」を選び、「Block」と名前を付けます。
- スクリプトの編集
- スクリプトを開いて、以下のコードを入力します:
using UnityEngine;
public class Block : MonoBehaviour
{
void OnCollisionEnter(Collision collision)
{
// ボールと衝突したら自分自身を破壊
if (collision.gameObject.CompareTag("Ball"))
{
Destroy(gameObject);
}
}
}
- スクリプトをアタッチ
- 作成した「Block」スクリプトをブロック(Cubeオブジェクト)にドラッグ&ドロップしてアタッチします。
- ボールにタグを設定
- ヒエラルキーで「Ball」を選択。
- インスペクターで「Tag」を「Ball」に設定します(タグがなければ新規作成)。
- 動作確認
- 再生ボタンを押して、ボールがブロックに当たるとブロックが消えるか確認します。
これで、ゲームの基本的な動きが完成です!次は、より魅力的な演出を加えてゲームを仕上げていきます。
5. ゲームの仕上げ
ここでは、作った3Dブロック崩しゲームをさらに楽しく仕上げるために、見た目や音を追加したり、ゲームの条件を設定します。完成度を高めるためにぜひ挑戦してみてください!
5.1. 背景の色や素材の設定
ゲームの背景を設定することで、画面が見やすく、プレイしやすくなります。
- 背景の色を変える
- 「Main Camera」を選択。
- インスペクターウィンドウの「Background」の項目で好きな色を選びます。
- 床の追加
- ヒエラルキーウィンドウを右クリック →「3D Object」→「Plane」を選択して床を作成。
- 名前を「Floor」に変更し、ゲーム全体を覆うようにサイズを調整。
- 床に素材(Material)を追加することで見た目をおしゃれにできます。
- プロジェクトウィンドウを右クリック →「Create」→「Material」を選択。
- 作成したマテリアルに色や質感を設定して、床にドラッグ&ドロップします。
5.2. サウンドエフェクトの追加
ボールがブロックや壁に当たったときに音を鳴らすことで、ゲームに臨場感をプラスします。
- サウンドファイルのインポート
- 好きな効果音ファイル(MP3やWAV)を準備。
- プロジェクトウィンドウにドラッグ&ドロップしてインポート。
- ブロックにサウンドを追加
- ブロックにアタッチしたスクリプトに以下のコードを追加します
public AudioClip hitSound;
private AudioSource audioSource;
void Start() {
audioSource = GetComponent<AudioSource>();
}
void OnCollisionEnter(Collision collision) {
audioSource.PlayOneShot(hitSound);
Destroy(gameObject);
}
- インスペクターウィンドウで「HitSound」にインポートした音を割り当てます。
- オーディオソースの設定
- ブロックに「Audio Source」コンポーネントを追加し、スクリプトと連携させます。
5.3. ゲームオーバーと勝利の条件設定
プレイヤーがゲームの進行状況を把握できるように、条件を設定します。
- ゲームオーバーの条件
- ボールが床(Floor)の下に落ちたらゲームオーバーにするスクリプトを作ります。
- ヒエラルキーウィンドウで「Plane(床)」を選択。
- 新しいスクリプト「GameOverManager」を作成し、以下のコードを記述
- ボールが床(Floor)の下に落ちたらゲームオーバーにするスクリプトを作ります。
void OnTriggerEnter(Collider other) {
if (other.gameObject.name == "Ball") {
Debug.Log("Game Over");
// リスタートやメニュー遷移の処理を追加できます。
}
}
- 床に「Box Collider」を追加し、「Is Trigger」にチェックを入れます。
- 勝利条件の設定
- ブロックがすべて破壊されたら「You Win!」と表示する仕組みを作ります。
- シーン内のブロック数をカウントし、すべて破壊されたら勝利メッセージを表示するコードを以下のように追加
void Update() {
if (GameObject.FindGameObjectsWithTag("Block").Length == 0) {
Debug.Log("You Win!");
}
}
- ブロックのタグを「Block」に設定しておくのを忘れないようにしましょう。
5.4. UIでスコアとメッセージを表示
プレイヤーのスコアやメッセージを画面に表示します。
- スコアの表示
- ヒエラルキーウィンドウで右クリック →「UI」→「Text」を選択。
- テキストの内容に「Score: 0」と表示し、フォントや位置を調整。
- スクリプトでスコアを加算する仕組みを追加します。
- ゲームメッセージの表示
- ヒエラルキーウィンドウで「UI」→「Text」を追加し、ゲームオーバーや勝利のメッセージを非表示に設定。
- 条件を満たしたときにスクリプトでメッセージを表示します。
5.5. 操作性の向上
最後に、操作性を少し改善してみましょう。
- ボールのスピードを調整して難易度を調節。
- パドルの移動範囲を制限して、ゲームバランスを整える。
これでゲームの仕上げが完成です!見た目も音も工夫することで、より魅力的なゲームになります。次は完成したゲームを友達や家族に見せて、一緒に楽しんでみましょう!
6. 完成したゲームの動作確認
さて、ここまでの手順を終えたら、いよいよゲームを動かしてみましょう!
これまで作ったパドル、ボール、ブロックがちゃんと動くか確認します。うまく動けば、Unityの基本操作をしっかり学べた証拠です!以下の手順で確認してみましょう。
6.1. ゲームを再生してみよう
- Unityエディタの上部にある「再生ボタン(▶)」をクリックします。
- シーンビューが「ゲームビュー」に切り替わり、作成したゲームを実際にプレイできるようになります。
- 以下のポイントを確認してください:
- パドルが左右にスムーズに動くか?
- キーボードの矢印キー(←→)を押して動作確認!
- ボールがスタート時に発射されるか?
- スクリプトで設定した速度や方向に問題がないかチェック。
- ボールがブロックに当たると消えるか?
- 衝突判定とブロック削除の処理が正しく動いているか確認します。
- パドルが左右にスムーズに動くか?
6.2. トラブルシューティング
ゲームがうまく動かない場合は、以下をチェックしてください:
- パドルが動かない場合
- 「PaddleController」スクリプトを確認。特に、キー入力(
Input.GetAxis
)のコードを見直しましょう。 - スクリプトがパドルオブジェクトに正しくアタッチされているか確認。
- 「PaddleController」スクリプトを確認。特に、キー入力(
- ボールが動かない場合
- ボールにリジッドボディ(Rigidbody)コンポーネントが追加されているかチェック。
- 発射時の速度設定が適切か確認します(
AddForce
の値を再調整するのも一手)。
- ブロックが壊れない場合
- ブロックに「OnCollisionEnter」メソッドが正しく設定されているかを確認。
- ボールがブロックに当たったときの処理(
Destroy(gameObject)
)が動作しているかコードを見直しましょう。
6.3. 動作が確認できたら…
- 無事にゲームが動いたら、おめでとうございます!これで基本的な3Dブロック崩しゲームが完成しました!
- 次は、もっと楽しいゲームにするための工夫を考えてみましょう。たとえば:
- 背景に色や画像を加えて雰囲気を作る。
- スコア表示を追加して、遊ぶ楽しさを倍増させる。
- 難易度を上げるために、ブロックの配置を工夫する。
6.4. 完成したゲームをシェアしよう!
作ったゲームは家族や友達に見せたり、遊んでもらったりしてフィードバックをもらいましょう。初めて作ったゲームが動くのを見ると感動しますよ!
さあ、これであなたもUnityでのゲーム開発を一歩踏み出せました。次のステップに進む準備はできていますね!🎮
7. アセットストアを活用してゲームをさらにレベルアップ!
ここまでで3Dブロック崩しゲームの基本形を完成させました。でも、プレイしてみて「もう少し見た目や動きをよくしたい」「もっとプロっぽい仕上がりにしたい」と思った方もいるのではないでしょうか?
そんな時に便利なのが Unityのアセットストア です!アセットストアには、ゲームのクオリティを簡単にアップできるテンプレートや素材がたくさんそろっています。
ブロック崩し向けのおすすめ有料テンプレート
アセットストアには、ブロック崩しゲームに使えるテンプレートや素材も豊富にそろっています。以下は特におすすめのアイテムです:
Breakout Pro! – Playmaker
「Breakout Pro! – Playmaker」は、Unityでブロック崩しゲームを作成するためのテンプレートです。直感的な操作性や多彩なパワーアップ、簡単なレベル作成ツールなどが含まれており、初心者でも手軽に高品質なゲームを制作できます。
主な特徴
- 多彩なパワーアップ:ファイアボールやレーザー、スティッキーパドルなど、ゲームを盛り上げる多様なパワーアップが用意されています。
- 豊富なブロックタイプ:壊れないブロックや複数回ヒットが必要なブロック、爆弾ブロックなど、さまざまな種類のブロックが含まれています。
- 簡単なレベル作成:ブロックのスナップ機能や置き換えツールを使って、直感的にレベルをデザインできます。
おすすめポイント
- モバイルとデスクトップの両方に対応:スマートフォンやタブレット、パソコンでもスムーズに動作します。
- 高いパフォーマンス:古いデバイスでも快適に動作するよう最適化されています。
- 詳細なドキュメント付き:初心者でも安心して使えるよう、詳しい説明書が付属しています。
このアセットを使えば、プログラミングの知識がなくても、楽しくて魅力的なブロック崩しゲームを作ることができます。ゲーム開発に興味がある方や、オリジナルのゲームを作りたい方におすすめです。
Physics Breakout Kit
「Physics Breakout Kit」は、Unityでブロック崩しゲームを作るためのテンプレートです。このキットを使えば、物理エンジンを活用したリアルなゲームを簡単に作れます。
主な特徴
- シンプルなデザイン:無駄のないデザインで、ゲームの基本的な仕組みを学ぶのに最適です。
- 軽量:ファイルサイズが約598KBと小さく、プロジェクトに負担をかけません。
- Unity 5.5.0以降に対応:幅広いバージョンのUnityで利用できます。
おすすめポイント
- 学習に最適:ブロック崩しゲームの基本を学びたい初心者にぴったりです。
- カスタマイズ可能:自分のアイデアを加えて、オリジナルのゲームを作れます。
- 手軽に導入:すぐに使えるので、開発の時間を短縮できます。
8. おわりに
今回の記事では、Unityを使って3Dブロック崩しゲームを作る方法を解説しました!無料で作れる基本構成から、ゲームの動きをつけるスクリプトの実装、さらにアセットストアを活用してクオリティを高める方法まで、一通り学んでいただけたと思います。
ゲーム制作を通じて、Unityの基本操作やスクリプトの役割を学ぶことは、今後のステップアップに大いに役立ちます。しかし、「もっと見た目を良くしたい」「サウンドやエフェクトで盛り上げたい」と感じた場合、Unityアセットストアの有料テンプレートを活用するのもおすすめです。わずかな投資で、プロフェッショナルな品質のゲームが完成しますし、そのテンプレートの中身を学ぶことでスキルアップもできます。
さあ、次はどんなゲームを作りますか?
3Dブロック崩しゲームで培ったスキルを活かして、次はオリジナルのアクションゲームやパズルゲームに挑戦してみるのも良いですね!Unityには無限の可能性があります。どんどん試して、あなたのゲームアイデアを形にしていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!ぜひゲーム制作の楽しさを味わいながら、Unityのスキルを磨いていってくださいね!