UnityUnityの使い方

【Unityの使い方】prefabについて

Unity

はじめに

Unityを使ってゲームを作っていると、「Prefab(プレハブ)」という言葉をよく聞くかもしれません。Prefabは、Unityでゲームを作る時に非常に便利なツールです。この記事では、Prefabの基本的な使い方を、簡単に説明します。

Prefabとは

Prefabは「事前に作られた部品」と考えると分かりやすいです。ゲームに登場するキャラクターやアイテム、背景など、何度も使うものを1つのまとまりとして保存しておき、必要な時にいつでも使えるようにしておくことができます。この「まとまり」がPrefabです。敵キャラやアイテムや弾などを作るときに便利な機能です。

Prefabの実践的な活用方法

例えば障害物オブジェクトを複数個Ctrl+Dやコピーなどで増やしていきます。

このように配置した場合、色やサイズを変更したくなった場合一つずつ変更していく必要があります。

あらかじめprefab化したものを配置すればまとめて色やサイズを変更することができます。

まず元になるオブジェクトをプロジェクトウィンドウにドラッグ&ドロップします。

すると青い文字に変化します。これがprefab化したオブジェクトです。

プロジェクトウィンドウのキューブをヒエラルキーウィンドウにドラッグ&ドロップするか、青い文字のCubeをCtrl+Dなどで複数個に増やして配置します。

色を変えたくなった場合ヒエラルキーウィンドウのCubeにマテリアルをアタッチすると一つだけ色が変わります。

プロジェクトウィンドウのprefabにマテリアルをアタッチするとまとめて色を変更することができます。

元のprefabを変更すれば全てのprefabに反映されるので複数同じオブジェクトを配置する場合prefabを増やしていくほうが後々管理がしやすいです。

複製されたprefabから元のprefabに上書きすることもできます。

Cubeのサイズを一つだけ変更します。

inspector画面のoverrides>ApllyAllをクリックします。

すると元のprefabに変更したものが反映されて全てのprefabのサイズを変えることができます。

元のプレファブをコピーすれば似たようなオブジェクトも簡単に作成できます。

Ctrl+Dで元のprefabを複製します。

Cube1のマテリアルを変更すれば色違いのオブジェクトも簡単に配置できます。

まとめ

Unityでゲームを作る時、Prefabは非常に役立つツールです。この記事がPrefabの基本を理解し、自分のゲームプロジェクトで活用する助けになれば嬉しいです。楽しくゲーム作りを進めていきましょう!